ゲームエンジン「Unity3D」入門のための覚え書き。
たまに聞かれるのでまとめてみました。
FlashからUnity3Dに移行したい人向けです。
■環境を整える
・Unity:
Basicは無料。Proは1500ドル。(機能比較表)
Proにすると影シェーダ、ビデオ再生、スプラッシュ変更などの機能が使える。
その他、UIが黒ベースになって少しリッチな気分に。
iPhone、Androidアプリを作りたい場合は、別途ライセンスがいる。
iPhoneアプリを書き出すにはMac OSX snowleopard以上が必要。
・モデリングツール:
Unityが対応しているソフトはMaya / 3DSMax / Blender / Cheetah3D。
Blenderは無料で使えるのでオススメ。
2.5になってUIが一新されてとっつきやすくなった。
Mac版のみだが、Cheetah3Dも比較的安くてシンプルなUIで入門としては良さそう。
ただ、うちの環境ではUnityにモデルを読み込むと軸が90度回転してしまう。
(なにか設定がいる?)
・画像加工ソフト:
PhotoShop。psdデータを直接Unityに読み込めます。
・スクリプトエディタ
デフォルトのエディタはコードヒントが出ないので、他のエディタを使う。
C#で開発するならUnity3.1にバンドルされているMonoDevelopがオススメ。
jsで開発するならUnityDevelop。FlashDevelopを改造したもの。
ただし、Windows版のみ。
Flasherならjsで始めると覚える事が少なくて楽チン。
ただ、UnityにMonoDevelopがバンドルされているので、
今後はC#に移行するのが良いかもしれない。
■覚えておくと便利なポイント
・Unityでは日本語を含んだパスはNG
(最初、デスクトップに置いたサンプルファイルが開かなくて、ハマりました。。。)
・単位は1unit = 1mとして作る
・Fキーが異常に便利。選択したオブジェクトをフォーカスしてくれる
・Asset Storeが凄い
(UnityのWindowメニュー> Asset Storeからアクセス)
・Unity3.0以前のデータを読み込むには最適化が必要
(Unity2.6では問題なく動いていたものを3.0で開くとエラーが出ることがある)
■Flashから移行する時のポイント
・Hierarchy view =レイヤーパネル、Animation view = タイムラインパネル
・psdデータは直接読み込める
・jsだとActionScriptライク
・WindowsユーザーはUnityDevelop必須
・スクリプトはMonoBehaviorを継承している
・GameObject = DisplayObject、Prefabs = MovieClip、TextMesh = TextFieldと理解
・trace() = Debug.log()もしくは print()
・iTweenが便利。Tweenerみたいなもの
・スクリプト-オブジェクトの参照方法
・スクリプト-GameObject生成方法
■Unity関連リンク
・ドキュメント日本語化プロジェクト
http://ws.cis.sojo-u.ac.jp/~izumi/Unity_Documentation_jp/Documentation.html
・コミュニティwiki
http://www.unifycommunity.com/wiki/index.php?title=Main_Page
・フォーラム
http://answers.unity3d.com/
・チュートリアル集
http://www.design3.com/unity/
・スクリプトリファレンス
http://unity3d.com/support/documentation/ScriptReference/20_class_hierarchy.html
>Unityでは日本語を含んだパスはNG
返信削除ありがとうございます!
参考になりました!
お役に立てたようで何よりです!
返信削除面白い作品できたら教えてください!