2011年4月9日土曜日

EclipseにAndroid SDKのサンプルを読み込んで、警告を消す

Android SDKにはGoogle製のサンプルがいくつもついてきます。
Androidアプリを開発する時にはEclipseを使う事が多いと思いますが、Eclipseにそのサンプルを読み込む方法と、そのままでは警告が出てしまいますので、それらを消す方法をご紹介します。


まず、新規プロジェクトを作成し、Androidプロジェクトを選択します。


ここで、普通であればパッケージやアプリ名等を入力して新規プロジェクトを作成しますが、「既存サンプルからプロジェクトを作成」から、インポートしたいサンプルを選択します。ただし、この項目はビルドターゲットを先に指定しておかないとアクティブにならないので、先に指定しておきます。
あとは、完了を押すとEclipseにサンプルプロジェクトがインポートされます。


さて、そのままでも問題なくビルドして端末にインストールできるのですが、上のキャプチャのように警告が大量に出てきます。
Eclipseはデフォルトではプロジェクトを横断して警告を表示してくるので、他のプロジェクトを進めているときでもこの警告が表示され、自分のプロジェクトでの警告やエラーがそれらに埋もれてしまいます。

ここでは、下記2つの対策を紹介します。


■選択プロジェクト上のエラー/警告のみ表示する


項目名通り、選択しているプロジェクトのエラー/警告のみが表示されます。
警告が表示される「問題」タブの右上、▼マークをクリックし、上の画像のように「表示」->「プロジェクト上のエラー/警告」を選択します。


■プロジェクト単位でエラー/警告を無視する


こちらの方法では、サンプルプロジェクトのエラー/警告のみを無効にします。

読み込んだプロジェクトのプロパティを開き、「Javaコンパイラ」->「エラー/警告」を選択します。
「プロジェクト固有の設定を可能にする」にチェックを入れ、必要な項目を「無視」に変えていき、OKを押すとプロジェクトのビルド後に変更が適用されます。
Google製のコードですし、コピペはあっても基本的にはソースを直接変更する事は無いと思いますので、全部無視で良いと思います。


サンプルの中では、ApiDemoが便利ですね。簡単にですが、何ができるか知る事が出来ます。
サンプルプロジェクトも結構多いので全部を網羅するのは大変そうですが、ちょくちょくのぞいてみると面白いかもしれませんね。

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